多くは細胞分裂の前借り
”永遠の若さ”は女子たちの究極の願いかもしれない。だが過度なアンチエイジングは、逆に老化を早める場合がある。 私達の肌は、常に『細胞分裂』を繰り返しているが、生涯で可能な細胞分裂の回数には限界があると言われている。ターンオーバーを促す化粧品、肌細胞を活性化する美容医療などは、限りある細胞分裂の回数を前借りするもの。頻繁に行うと細胞分裂の限界に早く到達し、老化が早まるという考え方がある。
刺激の強いアンチエンジングはコラーゲンやエラスチンが破損
細胞分裂は常に行われているが、特に肌が刺激やダメージを受けたとき活発になる。このとき、細胞分裂がエラーを起こすことがあり、エラーが蓄積すると壊れたコラーゲンやエラスチンが作られる。これらは肌の弾力を保っている物質なので、この破損がシワ・たるみにつながる。刺激が老化を促す一方、多くのアンチエイジング化粧品は刺激が強めなので、注意しないと逆効果になることもある。
私達にできる老化対策
コラーゲン&エラスチンを作る線維芽細胞を傷つける「紫外線」と「活性酸素」を避けること
「日焼け止め」などで紫外線を防ぎつつ、刺激の少ない「抗酸化成分」で活性酵素をガード
化粧品では年齢ジワは消えないが、乾燥ジワはセラミドなどで保湿すれば完全できる
引用文献 「オトナ女子のための美肌図鑑」かずのすけ著、株式会社ワニブックス(2017年) ★シンプルで分かりやすい、イチオシ本です(^^)/
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